• 日本語の形容詞の活用の一つで、名詞を修飾してその特徴や特性をカジュアルな形で説明するのに使われる。
  • な形容詞の普通形は、その語幹に『だ』を付け加えることによって作られ、『だ』は時制(現在/過去)や肯定/否定で、『だ / ではない (じゃない) / だった / ではなかった (じゃなかった)』のように活用する。
  • い形容詞と異なり、な形容詞そのものは時制(現在/過去)や肯定/否定で活用せず、その語幹が常に使われ、その性質が名詞に似ていることに注意が必要。
  • 普通形は、友だちや家族の間で使われることが多い。一方で、丁寧形は、ビジネスやその他フォーマルな状況で使われることが多い。

例文

  • この(まち)(ひがし)は、とてもにぎやかだ。
    East of this town is very lively.
  • (わたし)は、テニスが上手(じょうず)ではない。
    I'm not good at tennis.
  • 日本(にほん)景色(けしき)は、とてもきれいだった。
    The scenery of Japan was very beautiful.
  • 2(ねん)(まえ)、あの歌手(かしゅ)人気(にんき)ではなかった。
    Two years ago, that singer was not popular.
  • (むかし)(ちち)は、スポーツが()きじゃなかった。
    In the past, my father didn't like sports.
  • 金沢(かなざわ)は、料理(りょうり)もおいしくて、景色(けしき)もきれいだよ。
    Kanazawa has great food and beautiful scenery.

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JLPT N5; みんなの日本語初級(20)