• な形容詞は、2種類ある日本語の形容詞の一つで、名詞を修飾してその特徴や特性を表すときに、単語の最後の文字が『な』で終わるものである。
  • な形容詞は、その語幹に基づいて活用し、語幹は単語全体から語尾の『な』を取り除いたものである。例えば、『すてきな』の語幹は『すてき』であり、その語幹が活用に使われる。
  • い形容詞と異なり、な形容詞そのものは時制(現在/過去)や肯定/否定で活用せず、その語幹が常に使われ、その性質が名詞に似ていることに注意が必要。

例文

  • 学校(がっこう)は、安全(あんぜん)場所(ばしょ)です。
    School is a safe place.
  • (わたし)先生(せんせい)は、とても真面目(まじめ)(ひと)です。
    My teacher is a very serious person.
  • 東京(とうきょう)は、にぎやかな場所(ばしょ)です。
    Tokyo is a lively place.
  • 彼女(かのじょ)は、親切(しんせつ)(ひと)です。
    She is a kind person.
  • それは、すてきな時計(とけい)ですね。
    That's a nice watch.
  • わたしのふるさとは、大学(だいがく)(おお)くて、にぎやかな(まち)です。
    My hometown is a lively town with many universities.

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JLPT N5; みんなの日本語初級(8)